- 高性能の多機能機器を導入し共有して利用した方がコピー機、ファックス、プリンター、スキャナー等、多くの機器を単独で利用するよりはるかに効率的で経済的です。
- どのパソコンからでもアクセス出来るドライブやフォルダーを設定し、共有すべきデータをその場所に保存する事により、許可したどのパソコンからでもそれらのデータを閲覧、編集が出来るようになります。この事により社内での文書のやりとりはスムーズになり、無駄な時間の排除、さらにペーパーレスにもつながります。
- 複合機を共有する事により、ワードやエクセル等のデータをプリントアウトすることなくダイレクトにファックス送信できる様になります。この事は、ペーパーレスにつながるばかりでは無く、機器の光源も利用せず、機器の紙送り機能も使用しないので、大きなエコ効果が得られます。又、きれいな原稿が送信されるのは言うまでもありません。
- ネットワーク内のどの場所にもカメラの設置が出来、どのパソコンからでもリアルタイム映像が閲覧出来る様になります。更に、ブロードバンドの環境(次項参照)があれば、遠隔地でも閲覧出来る様になります。
- 現在日本では殆どインターネット回線はブロードバンド化されていますので、あまり心配はありませんが、万一電話回線やISDN回線などで接続されている場合は 少々無理がありますので切替をお奨めします。ルーターを介してブロードバンドに接続すると、ネットワーク内の全のパソコンでインターネットの閲覧、Eメールの利用が可能になります。
- NAS(ナス)とはネットワークに直接接続して使用する補助記憶装置であり、平たく言えばLAN接続された外付けハードディスクの事です。設置も容易で比較的安価な機器ですが、実力は想像以上です。上記の事柄が全て安全に、他の人のパソコンがOFFの状態でも共有ファイル、インターネット、LAN接続された機器にアクセス出来る様になります。